「3年A組」から学ぶこと その1 [教育]
若手実力派俳優の共演で話題のドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』を第1話から見ていますが、学ぶこと、学んでほしいことが多いです。
菅田将暉さん演じる教師の柊一楓が語りかけるメッセージが、これからの社会を生きていく子どもたちに必要なことだと感じます。
その菅田将暉さんのコメントを以下に抜粋します。
「今という時代」や「僕らが思っていること」をリアルに表現することで、後の世代の人にとっても、この時代ならではの教師像を映像として残せればと思っています。
ドラマなので当然、現実的ではないところはたくさんあるのですが、あるべき教師像について考えるきっかけにはなると感じています。若手教員をはじめ、保護者を含め、教育に関わる方々とこのドラマについてお話したいなあと思っています。
このドラマを見る中で、教員としてひとり一人の子どもと向き合い、子どもや保護者に語りかけたいメッセージを記します。
《教員として、一人の人間として伝えたいメッセージ》
・これまで目を背けてきた友の死に向き合わせるために「景山を失った過去は変えられな
いけれど、これからどう向き合うかでお前を変えることは出来る」
⇒つらい過去は変えられないし、つらい現実を変えるのも難しいかもしれないけれど、その向き合い方によって未来を変えることはできる。目を背けないでほしい。
・本当にそれでいいのか、自分で考えて答えを出せ
⇒あまり考えずに「~が言っていたから。」「~に書いていたから」などと言い、人のせいにしてしまいがち。
実は教師を含め、大人にもある。「専門家が、~教授が、有名な~先生が言っていたから。検査結果が~だから。」というように。もちろん、周りの意見や書物に書いてあることを参考にする必要はあるが、目の前の子ども(保護者)のことを一番知っているのは自分だという思いを忘れず、自分で考えて判断することを忘れてはいけないと強く思う。それゆえ、しっかり子ども(保護者も含め)と向き合い、知ろうとすることが必要だろ思う。
まだまだあるのですが、続きはまた来週末に綴りたいと思います。
この記事に関する質問でも、教育一般に関する質問でも構いませんので、コメント欄にお書き下さい。もちろん、感想だけでも結構です。できる限り回答したいと思います。
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