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「学校の過ごし方・付き合い方」ー違いを知るー① [教育]

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 私は、勤務している学校の隣の県に住んで、子育てをしてきた。その中で、教育など自治体によってこんなに違うのかと感じることが少なからずあった。教師として、親として、学校でより快適に過ごすにはどうすればよいか、学校とどう付き合えば、嫌なことを少なくできるか、子どもたちに伝えるヒントになればと思う。
《都道府県による違い》①
「公立高校受験制度の違い」
 ○変化し、複雑化していることを知る
 ・「基本的にどこかには合格できる
 私の長男(11年前に受験)のときは、上位10%の生徒は、市内4校の県立高校(普通科)の中から、進学したい高校が選べ、それ以外の生徒は、居住場所によってなるべく不合格者がでないように割り振られるという制度だった。公立高校に進学させるつもりで、どこかには合格できると判断できたので、長男は私立高校を受験しなかった。
 ・「4校から選べるようになる」
 次男(8年前に受験)のときは、居住場所によって割り振られる制度はなくなり、市内4校の県立高校(普通科)の中から、進学したい高校が第2希望まで選べることになった。第1希望の合格点に届かなかったとしても、第2希望へ回し合格できたので、次男も私立高校受験をしなかった。
 ・「受験できる範囲が広がる
 三男(4年前に受験)のときは、地区の20校以上から選べるようになった。私立高校受験を希望して受験した。
 このように、同じ県の高校受験でも、これだけ制度が変化している。また、公立高校の受験は、一般選抜だけでなく、次のような選抜方法があり、都道府県によって違う。
 ▷『推薦選抜』:学校長の推薦が必要なことが原則だが、自己推薦で受験できる場合も。
 ▷『特色選抜』:特定の学科やコースで面接や小論文、実技検査。
 複雑化、多様化しているので、それぞれの子どもに合った進学先を選べるようになるためにも、早目(遅くとも、小学校高学年まで)に居住する都道府県の入試制度を知ることが必要だと思う。受験勉強のために塾に早く入れるということではなく、どんな進学先があり、行きたいと思える進学先を見つけ、その準備をするために、知ることが重要。また、一部の専門学科は他府県でも受験できる場合があることも知ってもらいたい。  



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