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公立小・中・義務教育学校で学ぶことの意義 [教育]

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《支え合う子どもたち
『満員電車の中、代わりに謝る班の友だち
 通勤時間帯、混雑する電車に班ごとに乗車し、校外学習に向かう小学生。ほとんどの子どもは、これまでの学習を活かし、リュックを前に移動させているが、背負ったままの子どももいた。その子どもの後ろの方に迷惑になっているかもしれないと気づいた同じ班の子どもが「すみません…。」と謝っている。後ろの方との会話の内容は聞き取れなかったが、「いいよ。大丈夫。」と言っているかのような笑顔が見えた。
『なだめ、気づかう子どもたち』
 混み合う中、日ごろから感情のコントロールが難しい子どもが「押すなよ。」と興奮し出したときに、声をかけ、寄り添っている子ども。「次、降りるよ。」「切符を用意して。」と声をかけ合っている。
多様な子どもたちが関わり合いながら成長していく》
 校外学習の様々な場面で前述のような子どもたちが支え合う姿が見られた。普段の授業の中でも、ひとり一人が考えたことや調べたことを交流するなどペアやグループで「学び合う」場面を設けている。地域の公立小・中・義務教育学校で学ぶことの意義がそこにあると思う。
 教師が単に教科書に書いてある知識を伝えるのではなく、生活を共にする中で、お互いを知り合い、交流し、高め合いながら、知識や知恵を獲得していくことが重要だと思う。教師の役割は、それが円滑に進むような場を設定し、コーディネートすることだと考える。
 校外学習の班や教室の座席は、「支え合える」「関わり合える」ように意図的に決める必要があると思う。子どもたちに決めさせるにしても、「支え合える」「関わり合える」班・席なのか、問い直し、考えさせ、導くことが教師の仕事だと思う。  



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